NISHIO GARAGE


Release 2000         

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2000  Vol. 9


全日本ダートトライアル選手権第4戦 ダートスプリント in MSSP

 

北村ぶっちぎり優勝でシリーズ独走

相性のいい福島で「勝とうと思ったし、勝てると思った」

 第3戦まで1位、2位、6位と一応全戦入賞はしているが、まだ本人も周囲も納得する走りができないでいる北村。得意の福島で本来の走りができるかどうかで、今後のシリーズ展開も決まるかもしれない。

 このコースは、高速コーナーが続く外周と、広場にパイロンを並べた内周とで構成されるが、どちらも北村の得意なパターンだ。西尾カントクによれば、高速セクションはラリーストのように豪快に、パイロンセクションはあの「イワナを焼くような緻密さ」で、徹底的に攻める、らしい。

 本番はその西尾監督の言葉どおりになった。外周ではカミソリのような切れ味の鋭い走り、そして、内周ではパイロンタッチのペナルティをを恐れず、大胆かつ繊細にぎりぎりのラインを攻める。これぞ北村!今年はじめての快心の走りで、2位を1秒近くも引き離した。

 2ヒート目にはさらなるタイムアップを狙い、万全を期してスタート。ところが、前走者の宝田芳浩がコース内の土手を崩したために赤旗が出て、北村は途中で止められてしまった。宝田はそのまま走りつづけてゴール、しかしタイムはわずかながら北村の1本目に及ばず、この時点で北村の優勝が決まった。

 もう走る必要はなかったが、自分の走りを見ようと待ってくれていた人たちがいる、とあえて第2ヒートも北村は走った。途中で止められた直後の再出走だったので、水温が上がっていたし、タイヤも少し減っていて、クルマの状態は最高とは言えなかったが、それでも第2ヒート出走者の中のベストタイムを記録し、ファンの期待に応えた。

 競技終了後の北村の言葉:「相性のいいコースだから今日は勝とうと思ったし、勝てると思った。」  勝てると思って実際に勝つなんて、やっぱりというかさすがというか、今日は最初から最後まで「北村らしい」北村選手でした。
 

A4クラス競技結果

順位 ドライバー(ゼッケン) 車両 タイヤ 決勝タイム(ヒート)
1位 北村和浩   インプレッサ Ver. 5 FK 1:23.163 (1)
2位 宝田芳浩 ランサー Evo. 6 YH 1:23.598 (2)
3位 吉村 修  ランサー Evo. 6 DL 1:24.419 (1)
4位 荒井信介 ランサー Evo. 6 YH 1:24.593 (1)
5位 炭山裕矢 ランサー Evo. 6 YH 1:24.706 (2)
6位 赤羽政幸 ランサー Evo. 6 FK 1:25.181 (2)

 

Date  2000年6月4日
Place  福島県二本松市・SSパークサーキットグラベルコース
Data  路面:硬質ダート、ドライ
Note  ゼッケン041〜046は昨年のシリーズ1位から6位までのドライバーに与えられるシードゼッケンで、同クラスの他の出場者の後、046から順次出走する。