NISHIO GARAGE


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2000  Vol. 5


全日本ラリー選手権四駆部門第3戦 ACKスプリングラリー

 

西尾、今年2度目のSS完全制覇

サーキットSSで築いたリードを冷静なラリー運びで守りきり、早くも今季2勝目

 

 

 かつてはいくつもの林道をつないだテンポの速い構成で難しいながらも走りがあったACKスプリングラリーだが、昨年からは開催地でのタイムトライアル許可取得の難しさから、SSはオートポリス敷地内のみで、林道では「ハイアベ区間」が設定されるようになった。 今年も同様の構成で、SSはオートポリスメインコース、ジムカーナ場、サーキット 管理用道路の3ヶ所のみで、走行方向や周回数を変えて計7本が設定された。

 

 9年前に初めてオートポリスでのSSが導入されて以来、ここでは西尾が圧倒的な速さを見せていたが、一昨年にセミレーシングタイヤの使用が許可されてからは、このタイヤをもたないファルケンを使う西尾はハンデを抱えた苦しい戦いを強いられている。

 

 いよいよ今年こそは誰かが首位を奪うかと思われたが、フタを開けてみれば西尾がすべてのSSでベストタイムを記録し、予想を上回るリードを築いてしまった。 タイヤは前戦MCAと同じく一般高性能ラジアルのアゼニスだが、前戦のフィードバックを生かしたスペックを用意したことが、この結果につながったと言う。

 

 

 サーキットでのSSをすべて終了した後、ラリーは「山」に舞台を映す。昨年と同じ3か所の林道に設定された8本の「乗れないハイアベ区間」が勝負どころだ。(実際は2本がキャンセルされて6本になった。)極悪路での全開走行を強いられるために、コースアウトや車両トラブルによるリタイヤが続出するなか、西尾は確実なドライビングで着々と優勝に近づく。オーバーヒートのために大幅な遅れを喫してヒヤッとする一幕もあったが、終始冷静に走ってリードを守りきった。

 なお、奴田原はSS5のスタート直前にエンジンルームから出火したため指定時刻にSSをスタートできず、大量減点を受けた。一時は奴田原側の主張が通り、SS5を実際に走行するのに要した時間のみがそのタイムとされたが、西尾の出した抗議が審査委員会で採択された結果、当初の指定スタート時刻にSSをスタートしたとして算出したものが奴田原のSS5のタイムとして採用されることになった。

 

Cクラス競技結果(出走16台、完走9台)

順位 クルー 車両 タイヤ

SS減点

(SSタイム合計秒)

アベレージ区間減点

総減点
1位 西尾雄次郎/山口顕子 インプレッサ FK 833 86 919
2位 勝田範彦/北田稔 インプレッサ DL 853 70 923
3位 石田正史/秋田憲吾 ランサー DL 863 63 926
4位 綾部美津雄/市野諮 インプレッサ DL 848 89 937
5位 柳沢宏至/美細津 正 インプレッサ YH 862 84 946
6位 田中伸幸/佐藤茂樹 ランサー BS 870 142 1012

 

Date  2000年4月22日午後3時〜4月23日午前4時
Place  大分県上津江村およびその周辺
Data  SS総距離 25.1km(全てオートポリス敷地内)