NISHIO GARAGE


Release 2000         

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2000  Vol. 4


全日本ダートトライアル選手権第1戦 ラスカル・スプリングトライアル・イン・三井

 

北村、予定どおり開幕戦を制す

〜パワーで迎え撃つランサー勢を超軽量インプレッサで一蹴〜

 

 昨年10月の最終戦以来、6か月もの長いインターバルを経てやっと迎えた2000年の開幕戦。この冬の間、ライバルたちは雪辱を期してそれぞれ新しいクルマを開発してきた。ランサーEvo. 6の圧倒的なパワーを武器に、「打倒北村インプレッサ」 に照準を合わせる。
 
 一方、北村インプレッサのチューナー西尾は、このクルマの生まれついての長所で ある動力性能にさらに磨きをかけるべく、徹底的な軽量化に取り組んだ。出走時の車重はたったの1080kgと驚異的。なかでも、ドラモンド製ショックアブソーバやレイズ製TE37アルミ鍛造ホイール、そして超軽量ブレーキキャリパーキット等の採用によってバネ下重量を大幅に削減したことの効果は著しく、北村インプレッサはまるで地球の重力から解放されたような軽々とした動きを見せる。さらに、ニシオガレージオリジナルマフラーと小径のエキゾーストマニホールドを組み合わせて、低速域からピックアップのよいエンジンに仕上げた。

 このクルマと北村和浩のドライビングをもってすれば開幕戦は楽勝、と西尾は見ていたが、実際は思惑どおりにはいかなかった。第1ヒートではタイヤの選択ミスからタイトコーナーの多い前半区間で宝田の中間タイムに0.4秒もの遅れをとる。しかし後半の高速区間で挽回し、100分の8秒差でなんとかチャンピオンの面目を保った。 通常、第2ヒートは路面の砂利が飛んだぶんだけタイムが上がるが、今回はパンパンの路面にうっすらと砂粒がまかれたような状態となりグリップが低下したようだ。出走車のタイムが軒並み第1ヒートを下回った結果、首位にいた北村がかろうじて逃げ切る格好となった。

 開幕戦を制したとはいえ、とうてい油断はできない。さらにアドバンテージを築くべくインプレッサの進化を計る西尾と、スーパードライビングでそれに応える北村。 観る楽しみはまだまだこれからだ。
 

A4クラス競技結果(出走37台)

順位 ドライバー(ゼッケン) 車両 タイヤ 決勝タイム(ヒート)
1位 北村和浩  (041) インプレッサ FK 1:30.25 (1)
2位 宝田芳浩 (042) ランサー YH 1:30.33 (1)
3位 三枝光博 (103) ランサー FK 1:31.38 (1)
4位 吉村 修 ( 99) ランサー DL 1:31.99 (1)
5位 荒井信介 (044) ランサー YH 1:32.10 (1)
6位 山下公男 (046) インプレッサ BS 1:32.69 (1)

 

Date  2000年4月16日
Place  福岡県大牟田市・三井三池オートスポーツランド
Data  路面:硬質ダート、ドライ
Note  ゼッケン041〜046は昨年のシリーズ1位から6位までのドライバーに与えられるシードゼッケンで、同クラスの他の出場者の後、046から順次出走する。