NISHIO GARAGE


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2000  Vol. 3


全日本ラリー選手権四駆部門第3戦 MCA BARU

 

西尾、得意の超高速ターマックで敗れる

軽量化なったインプレッサでも、セミレーシングのないハンデは埋まらず

 

 MCA主催によるオールターマックの全日本選手権4輪駆動部門戦は今年で3回目を迎える。昨年は前年の杜撰な運営に対する抗議から多くの選手が出場を見合わせた ことに加えて、JAFの新規則施行の影響でSSがほとんど実施されず、寂しいイベ ントに終わった。今年は西尾、奴田原という二人のトップドライバーをはじめ、アドバン、C-ONEなどのレギュラーチームが顔を揃え、まずまずの賑わいを見せている。
 
  今回の勝負どころは、往復計5回使用される久住ロードパーク有料道路。2車線をフルに使えるここは、まるでエスケープゾーンのないサーキットだ。

 

 サーキットでの圧倒的な速さを誰もが認める西尾ならば、得意コースとなるはずだが、残念なことにファルケンには他社のようなセミレーシングタイヤがない。そのハンデを埋めるべく、西尾はインプレッサを100kg以上軽量化してこの一戦に備えた。オープニングの久住ロードパークでは、奴田原が平均時速123.6km/hを記録して トップに立つ。

 続くSS2は牧場の中を走る道で、幅は狭いが浅いコーナーしかない。ここは西尾が面目躍如のベストタイムで、その平均時速はなんと146.6km/h。セクション1を終えてみれば、いつものように奴田原、西尾ががっぷり四つに組んだ格好だ。

 しかし日が暮れて気温が下がったセクション2では、タイヤのハンデがもろに出てしまった。奴田原に突き放されるばかりか4位まで転落。最後の勝負をかけてセクション3に臨んだ西尾は、スペアタイヤや車載工具などすべての荷物を降ろす。リ タイヤもやむなしの覚悟で限界まで攻めたが、ついに3位には届かなかった。

 これでシリーズポイントでも奴田原にリードを許す形となったが、西尾の表情は明るい。このラリーでは、軽量化されたインプレッサのポテンシャルが確認できたことが何よりの収穫だったという。次戦からの巻き返しに期待しよう。

 

Cクラス競技結果(出走15台、完走14台)

順位 クルー 車両 タイヤ 合計タイム
1位 奴田原文雄/小田切順之 ランサー YH 29:29
2位 松井孝夫/遠藤彰 ランサー YH 29:35
3位 勝田範彦/北田稔 インプレッサ DL 29:35
4位 西尾雄次郎/山口顕子 インプレッサ FK 29:38
5位 田口幸宏/田口雅生 ランサー YH 29:44
6位 菅野正之/小久保昌巳 ランサー YH 29:48

 

Date  2000年3月25日午後4時〜3月26日午前3時
Place  大分県久住町およびその周辺
Data

 SS総距離 51.82km(9か所15本)

 各SSベストタイム車の平均時速

 SS1・3         123.6km/h

  SS2             146.6km/h

  SS4               87.0km/h

  SS5・11・14   128.5km/h

  SS6・7        86.5km/h

  SS8               71.5km/h

  SS9               83.3km/h

  SS10・13        88.2km/h

  SS12・15      123.1km/h