NISHIO GARAGE


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2000  Vol. 21


JAFモータースポーツ表彰式 & Recaro Cup表彰式

 

年に一度の?ドレスアップ

一等賞の人も、そうでない人も、表彰式は晴れやかに

 

 

レポート:コドライバー山口顕子

 12月は1年の努力をねぎらうための表彰式とパーティーがあちこちで開かれる。その皮切りが、12月1日に東京全日空ホテルで開かれたJAFモータースポーツ表彰式。チーム・ニシオガレージからは、全日本ダートトライアルA4クラスチャンピオンの北村和浩と、全日本ラリー四駆部門Cクラス2位の西尾雄次郎/山口顕子が招待された。

 「全日本選手権」とついているすべてのシリーズ入賞者が集まるので、大変な人数。舞台上に呼び出さ れてカップと副賞を授与されるが、知らない人が上がっている間はみんなおしゃべりと食べることに夢中。 いや、知ってる人が上がっていても同じ。というわけで、北村がチャンピオンとしてインタビューを受けて何かしゃべっていたはずだが、残念ながら西尾も山口も全然聞いていなかった。(ゴメン) 気がついたときは、北村はしゃべり終わってもう舞台から降りる寸前。慌てて駆け寄ってカッコいい写真を撮ることになんとか成功、したと思う。ホームページの選手紹介欄の写真が、「怖すぎるわ、イ メージダウンやから換えて」と言っていた北村センシュ、この写真ではどうでしょう?

 ここに来ているほとんどの人とは、普段競技中にしか会わないし、そういうときはタイムがどうとかタイヤがどうとかいう話しかしないが、こんなときにはちがう話題も。奴田原が、「アキラコさんのアレ(ラリーX誌サイ トに連載している「山口顕子の全日本日記」のこと)、このまえ初めて読んだけど、あれって面白いねえ。 いやホント、おもしろいわ」と話しかけてきた。あのレポートの中では一応「敵」の役だが、それでも楽しく読んでくれたようだ。「京都ラリーのレポートが一番面白かった」と言う人が多いのは、あの連載が始まって以来初めての「完走、優勝」という結末で、読むほうもスッキリしたからかな?

 

 翌日は、六本木プリンスホテルでレカロカップシリーズの表彰式。これはドライバーだけが対象となるが、私もJRCA事務局としての用事があったので、西尾と一緒に出席した。(レカロカップシリーズに ついては、京都ラリーのホームページhttp://www.kyoto-rally.comを参照。)

  西尾の年頭計画ではシリーズ1位になるはずだったのに、レカロカップがかかった「ひえつき」と「ハイランドマスターズ」はリタイヤ、「ノースアタック」は5位、「ツールド東北」は8位とさえない成績で、 「モントレー」の優賞が唯一の高得点。一時は3位も絶望的だったが、田口幸宏が休んだ最終戦で西尾が優勝して24ポイントを追加し、なんとか3位とAPラリー賞をもらうことができた。休んだ間に西尾に逆転され、一時はがっくりきていた幸宏くんも、表彰式当日の午前中に開かれた選考会議で「JRMA推薦選手」 として表彰されることが決まり、一転ハッピー!「自分には縁がない」と思っていた勝田くんがSTI賞をも らって、これも大喜びだった。

 もともとレカロカップとは、FIA規則に準じた、よりスポーツ性の高いラリーを実現することを目的 としているが、それは、日本のラリーをもっと盛り上げたいという意図がある。今年7月に生まれたJRCアソシエイション(JRCA)は、「全日本ラリーを発展させる」ことを目的としているが、その実現には、よりスポーツ性の高い競技をすることが必要となる。つまり、レカロカップとJRCAは同じことを目指している。そこで、レカロカップ受賞者たちが、いただいた賞金の一部をJRCAに寄付することになった。もちろん、彼らは全員、JRCAの会員でもある。彼らの「寸志」は、JRCAの代表 として出席したJRCA評議員・中野正裕氏(チームC−ONEスポーツ監督)が受け取った。

 こじんまりした集まりだったので、食事をしながらくつろいだ雰囲気でたっぷり話をすることができた。 「綾部さんや西尾さんが元気で走っているうちに、それを負かすような若い人が出てきてほしい」という言葉が何人からも聞かれた。そう、年寄りはお引取りいただく、というのではなく、年寄りは引きずり下ろすもの。それができないのなら、交代する資格はない。若い人たちは、「いつまでも走っていないで、 自分たちにチャンスを譲ってほしい」などと言わず、「俺が勝って蹴落としてやる」というつもりで頑張ってほしい、というふうなことを、この日はみんながしみじみ言っていた。

  しかし「年寄り」もまだまだ超元気。綾部さんは、「明日のツイントライアルで新井に勝って、新井に代わってWRカーに乗せてもらう」と言うし、西尾は「もっと速くなりたいし、なれると思う」と言うし。これでは若い人もタイヘンですな・・・・・・。

 最後のしめくくりに、主宰のブリンプ株式会社代表取締役・佐藤英哉氏が挨拶。その中で佐藤氏は、「レカロカップとJRCAは志を同じくするものなので、レカロカップは今年で終了し、来年からはJRCA がそれを引き継いでいく」と語った。さて、来年はどんな一年になるだろうか?

 

 

 全日本ラリー選手権四輪駆動部門Cクラス表彰者

順位 クルー 車両 タイヤ
1位 奴田原文雄/小田切順之 ランサー YH
2位 西尾雄次郎/山口顕子 インプレッサ FK
3位 綾部美津雄/市野諮 インプレッサ DL
4位 田口幸宏/田口雅生 ランサー YH
5位 勝田範彦/北田稔 インプレッサ DL
6位 石田正史/秋田憲吾 ランサー DL

 

レカロカップ表彰者

表彰内容 ドライバー
シリーズ1位 綾部美津雄
シリーズ2位 奴田原文雄
シリーズ3位 西尾雄次郎
ラリーアート賞 奴田原文雄
STI賞 勝田範彦
A.P. Rally 賞 西尾雄次郎
JRMA推薦選手 田口幸宏

(JRMA:日本ラリーメディア協会)