NISHIO GARAGE


Release 2000         

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2000  Vol. 2


全日本ラリー選手権四駆部門第2戦 DCCSウィンターラリー

 

スノーマイスター西尾、氷上SSも完全制覇

最終CP目前のミスで順位を落とすも、シリーズリーダーの座は変わらず

 

 WRC形式の競技形態が全日本選手権の主流となる中で、断固として「伝統的日本 のラリー」を守りつづけてきたDCCS。今年も例外ではなく、SSは八千穂レイクでの氷上トライアル3本のみで、ラリーの趨勢を実質的に決定するのは4か所に設定された5本のアベレージ走行区間となった。

 ところが、主催者の目論見では指示速度に「乗れない」はずのこれらの区間も、この冬の異常ともいえる雪不足のために、Cクラスのトップドライバーにとっては簡単に「乗れる」速度となった。しかも、開催地のラリーフィールドが非常に限られているとあって、チェックポイントの場所は誤差数十メートル以内の精度でほとんどの参加者に事前に知れ渡っていた。こんな状況では、SSSはともかく、それ以外はいったい何の競争をしているのかわからない。しかし、「全日本ラリー選手権」と名前のついているイベントである以上、西尾/山口組は出場して上位を狙うことが義務となる。
                       
                   
 西尾は八千穂レイクでの氷上SSのすべてでベストタイムを記録し、自分自身に課 した目標を達成した。山口は前年と当日のデータをもとに、すべての区間で実際の正解時刻から誤差3秒以内の答えをはじき出していた。しかし、久しぶりの「秒合わせ」とあって2人の呼吸が合わず、予定外の早着減点を重ねる。さらに、最終CPを目前にして時間調整走行をしていたところ、左前輪で踏んだ岩が左リヤトレーリング アームを突き上げ、クルマをはじき飛ばすというアクシデントに見まわれた。極端に道幅の狭い場所で真横を向いてしまったため切り返しに手間取り、ここだけで9秒もの遅れを喫して5位に沈んだ。

 主催者によれば、31年間続いたこのラリーも今年を最後に幕を閉じるという。参加者からは大きな拍手が贈られた。

 

 

Cクラス競技結果(出走13台、完走12台)

順位 クルー 車両 タイヤ

SS減点

(SSタイム合計秒)

CP減点 総減点
1位 綾部美津雄/市野諮 インプレッサ DL 288 9 297
2位 奴田原文雄/小田切順之 ランサー YH 289 11 300
3位 大嶋治夫/小井土要三 インプレッサ YH 288 17 305
4位 柳沢宏至/美細津正 インプレッサ YH 290 16 306
5位 西尾雄次郎/山口顕子 インプレッサ FK 284 29 313
6位 増村淳/福村幸則 ランサー YH 301 12 313

 

Date  2000年2月5日午後3時〜2月6日午前3時
Place  長野県佐久市およびその周辺
Data  SS総距離 4.5km/ 「ハイアベ」区間5か所計18.14km