NISHIO GARAGE


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2000  Vol. 15


全日本ダートトライアル選手権第7戦 MSC-20テクニカルダートトライアル

 

特異な路面に北村も苦戦

8位に終るもシリーズポイントは依然トップ〜

 

 

 北海道では驚異的なタイムで優勝、雑誌にも「異次元の走り」と書かれたほどの速さで周囲の度肝を抜いた北村選手。シリーズも残りあと3戦、それもす べて得意としているコースだけに、チャンピオンが決まるのは時間の問題かと思えた。

 一気に勝負をつけようと西尾チューナーはマシンを完璧に整備し、万全の態勢で臨んだはずだった。しかし、あんな落とし穴があったとは。

 第1ヒートはA4クラス途中から激しい雨が降りだし、瞬く間にコースは水浸し。そのためスタートが後方になるほど不利になる。それでも北村選手は周囲のライバル達には4秒から13秒という圧倒的な差をつけた。しかし、はるか前方にスタートした選手達にはやはり何秒も負けている。

 北村選手、この時点で「今日はもうダメ」と西尾カントクにあきらめの電話を入れた。北村選手もダメでライバル達もダメ。ならいいんじゃない、と、あとはダートラのことは忘れてカントクは久々の休日。しかし、このあとドンデン返しが待っていた。

 ここから先は翌日聞いた話。2本目になって雨が上がり、路面が乾いてきた。そうなれば今度は後方スタートになるほど路面状況が良くなる。天は北村に味方したかと思えた。

 しかし走ってみてまたもや裏切られることに。路面は完全に乾いてタイヤのブラックマークがつくほど硬く締まり、一見グリップがよさそうに見える。しかし表面はスムーズで、通常のダート用タイヤでは対応できない特異なコン ディションになっていた。この路面にファルケンは苦戦。さすがの北村選手もタイヤが合わなくては本領を発揮できない。予想外の8位と低迷した。

 シリーズポイントは依然トップで、チャンピオンへの最短距離にいることはまちがいない。しかし、あと1勝がほしいというのが正直なところ。次の広島で決めてくれるか?

 

A4クラス競技結果(出走37台)

順位 ドライバー(ゼッケン) 車両 タイヤ 決勝タイム(ヒート)
1位 屋代博美 ランサーEvo.6 BS 1:30.48(2)
2位  荒井信介  ランサーEvo.6 YH 1:31.88(2)
3位 炭山裕矢 ランサーEvo.6 BS 1:32.05(2)
4位 宝田芳浩 ランサーEvo.6 YH 1:32.06(2)
5位 山下公男 インプレッサVer.5 BS 1:32.51(2)
6位 綾部美津雄 インプレッサVer.5 DL 1:32.83(2)
8位 北村和浩 インプレッサVer.5 FK 1:33.55(2)

 

Date  2000年9月3日
Place  宮城県・仙台ハイランドレースウェイ
Data  路面:硬質ダート、ウェット〜ドライ
Note