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2000  Vol. 14


全日本ダートトライアル選手権第6戦 北海道ダートスペシャル in スナガワ

 

やっぱり、「勝つときはぶっちぎり」

すでに優勝が決まっていた2ヒート目も出走、 余裕のタイムアップで2位に2秒差

 

 

 前戦のDCCSでは不本意な6位。競技運営方法上、仕方のないこととはいえ、「北村選手ほどの実力があってその順位はちょっと出来がよくなさすぎるのでは?本当は調子がよくないのでは?」と心配した私が浅はかだった。北海道は得意だからきっと大丈夫、という西尾カントクの言葉は正しかった。

 土曜日の公開練習では、1本目は綾部選手にコンマ3秒の先行を許す。2本目はトップタイムながら綾部選手が2位につける。どうやら本番は綾部選手との対決になりそう。さて、北村選手の勝機やいかに?と西尾カントクに尋ねれば、余裕の返事が返って来た。「心配ない。こういうときは、綾部は必ず本番の2本目にはタイムが伸び悩む」と。

 ここ数年の傾向を見ているとそうだという。1本目はおそらく北村選手と綾部選手が互角。そして、2本目には路面の砂が飛んで超硬質ダートになるが、 こういうとき、綾部選手はなぜか必ず柔らかすぎるタイヤを選び、その結果タイムアップできずに順位を下げる、という。しかし、これまで何度もそれで失敗しているのなら、さすがに懲りて今度はそうしないのでは?と質問したが、 カントクは「いや、今度もきっとそうする」と断言した。

 さて本番。1ヒート目は前日の公開練習どおり1位北村、2位綾部のオー ダーで、その差は1秒。2ヒート目には西尾カントクの言ったとおり路面は硬く締まり、各車が軒並みタイムを更新していく。ところが、そのなかで綾部選手の記録は1本目を下回った。やっぱり今回もいつもと同じことをしたのかな?

 宝田選手のゴールを待たずに北村選手が出走。しかし、宝田選手は車両トラ ブルでリタイヤ。この結果、第4戦福島と同じように、その時点で北村選手の優勝が決まった。北村選手はいったん走りを中断し、宝田選手のクルマがコー スから排除されてから再出走。優勝が決まっているからもう走る必要はなかっ たが、またもやファンのために見せてくれました。

 プレッシャーから解放され、思いきりアクセルを踏む。爆弾男の真骨頂を見せて2位に2秒近くも差をつけた。今回もまた「勝つときはぶっちりぎり」のパターン。「なんで?」と西尾カントクに聞けば、「さあ、わからん、ヘンなヤツやなあ。」北村選手特有の、好調のほうに振れるときは思いきり激しいという現象に、カントクもただ首をかしげるのみ。

 これでシリーズポイントも断然トップを維持。残りあと3戦もこの調子で突っ走ってほしいものです。

 

A4クラス競技結果(出走37台)

順位 ドライバー(ゼッケン) 車両 タイヤ 決勝タイム(ヒート)
1位 北村和浩 インプレッサVer.5 FK 1:43.702(2)
2位  荒井信介  ランサーEvo.6 YH 1:45.623(2)
3位 綾部美津雄 インプレッサVer.5 DL 1:45.771(1)
4位 屋代博美 ランサーEvo.6 BS 1:46.002(2)
5位 赤羽政幸 ランサーEvo.6 FK 1:46.479(2)
6位 山下公男 インプレッサVer.5 BS 1:46.558(2)

 

Date  2000年7月30日
Place  北海道砂川市・オートスポーツランドスナガワ
Data  路面:軟質ダート、ドライ
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